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李錠雄(Lee Jung -Woong)

 私たちは普段、生活で目にする風景・人・モノには取り立てて感動しないのに、その実物をそっくり描いた一枚の絵を目にすると「キレイ」と感動の声を上げることがあります。実際は、描かれたものより、本物の風景や、人物、静物の方が生き生きして綺麗かもしれないのに・・・。なかなか実物には感動せず、それを作品にしたものには感動する――ということは、ただその「そっくり」写せる作家の描写力に驚いているだけなのでしょうか?
 最近の韓国の美術界では、どうやら超写実主義(ハイパー・リアリズム)が流行っているようです。今さら?という声もあるかもしれませんが、それは、どれほど「そっくり」描かれたのかを「検討」することだけではなく、作家の集中力や緻密な描写力、高度のテクニックの上に、現代的な感覚を加えた新たなハイパー・リアリズムであることが、多くの人々にこれほどの魅力を感じさせているのだと思います。

 今日は、11月のマカオ(コンテンポラリーアートオークション)に出品される、韓国の作家、李錠雄(Lee Jung -Woong)のハイパー・リアリズムの作品をご紹介します。
 

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Lot 376
李錠雄(Lee Jung -Woong、1963年) 
「Brush」
各167×48cm / 韓国紙、油彩
落札予想価額:HK$330,000-500,000

 李は、「筆」をモチ-フにする超写実的な作品を描く韓国の作家です。彼の作品は一見すると、そのモチ-フや東洋的な「余白の美」から、東洋的な画家と勘違いされやすいと思いますが、彼は大学から西洋画を専攻した西洋画家です。写真のように写実的に描かれた筆や墨の滲みは、長い間静物画だけを描き続けた、対象に向かう作家の粘り強さがよく表現されたもので、韓国紙に油彩でという彼の特徴的な技法が用いられています。
 昨年からはクリスティーズに作品が出品されるなど、最近韓国を含む世界から最も注目されている作家の一人です。

 今回シンワに出品される李の作品は、高さ167cmの2枚セットになっている精神性の豊かな作品です。作品の前に立つと、その恐ろしいほどの精密さや、モチ-フから漂う静かさ、そして西洋の技術に東洋の精神を込めた完成度に圧倒されるのはもちろん、東洋人に生まれてよかったと実感できるのではないでしょうか。皆さん、現代のハイパー・リアリズムをぜひお楽しみください。(執筆者:W)

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あの天野喜孝がコンテンポラリーに出品!

 ファイナル・ファンタジーやドラゴンクエストの音楽が、ふとTVから流れ始めると、背筋がゾゾッとするというか、条件反射的に心が躍るのは、ゲーム世代の私たちに共通する感覚ではないでしょうか。少年・少女時代にテレビの前に座り込み、夢中になった思い出が、あの音楽と共に蘇る・・・そんな感覚を、この世代は共有しているはずです。

 そんな思いから、ゲームを作りたい、漫画家になりたい、と思った子どもは多かったでしょう。彼らは皆、「ドラクエの鳥山明」や、「FFの天野喜孝」に憧れたのです。その天野喜孝の作品が、今回のコンテンポラリーアートオークションに出品されます!なんてワクワクする出来事でしょうか。

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天野喜孝 《作品》
51.0×38.6cm
落札予想価格 HK$45,000.~65,000.

 軸装に仕立てられた墨画は、天野に対してFFのイメージを持つ私には新鮮に映りました。これは、天野が若い頃タツノコ・プロで人気アニメーション「ガッチャマン」のキャラクターデザインをしていた時に創造されたイメージを、後に描いた作品です。今や天野は、国内はもちろん、ヨーロッパをはじめ世界中で展覧会が開催されるほどの人気作家です。

 ヨーロッパでの人気の一因は、美術品コレクターである富裕層の子弟が日本アニメ世代になりつつあることもあると言われています。本作品は紙を素地として墨で描かれており、そこには日本文化の長い伝統の中で培われたストイックな黒の魅力が漂います。

 日本発のゲームが世界を席巻していることはよく知られていますが、数多あるゲームのデザイナーの中でも天野のような独特の世界観を確立し、言葉の無い世界にめくるめく幻想風景を創出することができる才能は稀でしょう。彼はプロダクションから独立して以後、エロス、エキゾチシズム、ファンタジーを組み合わせた美しいイメージを次々に発表しました。天野の洗練された描線と、ファンタジックな世界観を持つ作品は、日本が世界に誇る”Cool Japan”の、一つのアイコンと言えます。

 御紹介した作品は、水曜日から当社にて実物をご覧頂くことができます。ぜひじっくりとご覧になって、ついに天野の芸術性が認められる日が来た!という喜びを実感して下さい。


CONTEMPORARY ART AUCTION概要
〈 Asian Auction Week in Macao 〉

オークション日時: 2008年11月28日(金)13:00
オークション会場: ザ ヴェネチアン マカオ リゾートホテル(マカオ)
下見会: < 東京> シンワアートミュ-ジアム
           10月29日(水)~10月31日(金)  10:00~20:00
           11月1日(土)             10:00~18:00
     〈マカオ>ザ ヴェネチアン マカオ リゾートホテル
           11月25日(火)~28日(金)
                                         (執筆者:I)

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ワインオークション&名古屋下見会 同時開催!

本日のオークションにご来場いただいたお客様、どうもありがとうございました。
今年に入って2回目のワインオークションとなりましたが、なんと落札率100%という好結果になりました!
これもご参加くださった皆様のおかげです。心よりお礼申し上げます。

では、本日のオークションのハイライトをご紹介しましょう。

Lot.124 ロマネ コンティ(ドメーヌ ドゥ ラ ロマネ コンティ)
 1979  1mathusalem(5.5リットル)
 落札予想価格:\3,200,000.~\4,500,000
 落札価格:\3,200,000.

いわゆるレアアイテムです。
通常、ワインボトルは750mlの倍数でサイズアップしていきますが、これは5.5リットル。計算が合わないので、特別に受注生産されたものなのかもしれませんね。
サイズが珍しいだけでなく、肝心な中身は超一級品です。
一流かつレア、なんてコレクター心をくすぐったに違いありません。

そのほかに、
Lot.128 ロマネ コンティ(ドメーヌ ドゥ ラ ロマネ コンティ)
 1985 1bottle
 落札予想価格:\450,000.~\800,000.
 落札価格:\860,000.

Lot.126 ロマネ コンティ(ドメーヌ ドゥ ラ ロマネ コンティ)
 1983 1bottle
 落札予想価格:\250,000.~\450,000.
 落札価格:\560,000.

などなど、落札予想価格の上限を軽く超えるワインも!
ご落札いただいたワインを気持ち良くお楽しみいただけるよう、お祈りしております。


さて、東京ではワインオークションを開催いたしましたが、名古屋では近代美術・陶芸・ジュエリー&ウォッチ・コンテンポラリーアートの下見会を行っておりました。

会場となったのは、名古屋の繁華街、栄に誕生したばかりのDAITEC SAKAE。
24、25日に行われた下見会の様子をレポートいたします。

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↑ こちらは近代美術ブース。11/9の近代美術オークションに出品される日本画で
  す。中央には愛知県生まれの川合玉堂の作品が里帰り。


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↑ こちらは陶芸ブース。いずれの作品も12/13の近代陶芸オークションに出品され
  る予定です。


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↑ 11/22の近代美術PartⅡオ-クションに出品されるジュエリー&ウォッチも展示
  しました。たくさんのお客様に身につけてお試しいただけました。


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↑ 11/28にマカオで開催されるAsian Auction Weekに出品予定のコンテンポラリー
  アートの作品です。これらは来週、東京の下見会でも展示いたします。


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↑ 今回初の試み、コンサルティングデスクです!


名古屋下見会にお越しくださったお客様、どうもありがとうございました。
お楽しみいただけましたでしょうか?
この下見会は今後も継続していく予定ですので、次回もどうぞよろしくお願いいたします。

(担当:S)

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今週はワインオークションです

西洋美術オークションにご来場いただいたお客様、どうもありがとうございました。どのロットも大変盛り上がり、5時間に渡る長いオークションになりました。最後までお付き合いくださったお客様には心より感謝いたします。

さて、今週はワインオークションを開催いたします。ときどき「ワインも扱ってるの?」というお声を耳にしますが、海外ではワインのオークションが盛んに行われており、クリスティーズやサザビーズも定期的に開催しています。弊社は、日本でワインを取り扱っている数少ないオークション会社の一つです。

さて、ワインオークションの魅力は、何と言っても市場にはあまり出回らないレアアイテムに出会えることではないでしょうか。本日は今週末に出品されるワインの中から、珍しいものをご紹介いたします。

Lot.223 Meursault Les Vireuils Vieilles Vignes
(Domaine Jean Francois Coche-Dury)
 9bottles(1996~2004 各1bottle)  
落札予想価格 \125,000.~\200,000.

「シャルドネの神」と呼ばれるジャン・フランソワ・コシュ・デュリによってつくられたワインです。コシュ・デュリは、ブルゴーニュの白ワインにおいて随一と言われている生産者で、世界中のワイン通の憧れの的。現在最も影響力のあるワイン評論家ロバート・パーカーもその味を絶賛しています。

彼のワインの主な特徴は、
①アリエ産オークの新樽を使うこと
②二度の澱引きの後18~22ヶ月樽熟させること
③無ろ過であること
だとか。まさにこだわりの逸品です。

また、コシュ・デュリのワインは小さな畑でつくられているため、生産量が限られており、フランス国外への出荷量も少ないというとても希少なものです。さらに、今回出品されるワインは、コシュ・デュリ自身のドメーヌではなく、彼が生産と管理を任されている別の畑でつくられたもの。そのため、ボトルには、彼のドメーヌでつくられたワインとは異なるオリジナルのラベルが使われています。クリスマス、お正月と、イベントやパーティーが増えるこれからの季節、コシュ・デュリファンの方はぜひこのワインとともに、楽しいひとときをお過ごしになってみてはいかがでしょうか。

担当:S

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大阪・名古屋下見会のご案内

11月の近代美術オークションのカタログが出来上がりました。
いち早く皆様のお手元に届くよう発送作業を進めていますので、もうしばらくお待ちくださいね。

さて、本日は11月のオークションの下見会についてご案内いたします。
今回は東京以外に、大阪と名古屋でもプレビューを開催いたします。

プレビュー

まず、今週末は今や恒例となった大阪下見会を開催いたします。
近代美術オークション、ジュエリー&ウォッチオークションに出品される作品を
ゆったりとご覧いただけます。


そして、次週は名古屋での下見会です。同地での開催は今年2月に引き続き3回目です。
名古屋で一番の繁華街、栄に位置するDAITEC SAKAEを会場に、近代美術オークション出品作品を全て展示するほか、ジュエリー&ウォッチ、コンテンポラリーアートなども多数展いたします。
1度に複数のオークションの出品作品をご覧いただける機会は、東京でもありません。

また、初めての企画として、「コンサルティング・デスク」も設置いたします。
ご所蔵されている美術品に関するあらゆるご相談にお応えします。

●いま、この作品はいくらくらいの価値がある?
●オークションに出品するには?
●美術品て、どうやって保存したらいいの?
●美術品の相続税ってどれくらい?


などなど、日頃疑問に思っていらっしゃることを何でもご相談ください。
勿論、ご相談は無料です。

お近くにお住いの方は是非、お誘いあわせの上ご来場ください。
スタッフ一同お待ちしております。



~開催概要~
<大阪下見会>
日時:10月19日(日)・20日(月) 11:00~18:00 / 10:00~18:00
会場:シンワアートオークション大阪営業所
    (大阪市中央区今橋4-4-7 京阪神不動産淀屋橋ビル1階)
展示内容:近代美術・ジュエリー&ウォッチオークション出品作品の一部
アクセス:https://www.shinwa-art.com/company/com_access/index.html

<名古屋下見会>
日時:10月24日(金)・25日(土) 10:00~20:00 / 10:00~18:00
会場:DAITEC SAKAE・6F クリエイトホール
   (名古屋市中区錦3-22-20)
展示内容:近代美術(全部)・ジュエリー&ウォッチ(全部)
       コンテンポラリーアート(一部)・陶芸(一部)
アクセス:http://www.nagoya-kaigi.com/map.htm


(担当:N)

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注目されてます、Asian Auction Week!

11月の開催までいよいよ1か月半となり、出品作品も出そろったAsian Auction Week。
アジア各国のオークションハウスが協調してセールを開催するという、オークション業界の長い歴史のなかでも類を見ない試みのため、様々なメディアからも問い合わせを沢山いただいています。

本日は、中国で最もよく知られた美術情報サイト、Artronに弊社社長の倉田と、今回の共同主催社である韓国のKオークションのキム社長が受けたインタビューをご紹介します。

社長
↑各国の社長達

下記URLよりインタビュー動画をご覧いただけます。
http://artvideo.artron.net/show_news.php?column_id=178&newid=57596

インタビューは英語で行われましたので、下記のサマリー(要約)も併せてご参照ください。
Asian Auction Weekにかける二人の熱い想いを感じていただけるのではないでしょうか。


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~インタビュー 要旨~

(倉田)
マカオで11月に開催するAsian Auction Weekにおいて、私たちはオークションビジネスの新しい形を示したいと思っています。
韓国のトップオークション会社、K-Auctionのキム社長と私は友人で、新しいことを始めたいということを以前から話していました。

<海外でのビジネス展開について>
(倉田)
私たちの会社は国際的にビジネスを展開しようとしています。上海で現地スタッフも採用しました。現在、アジアでのビジネス展開を考える上で、上海はもっとも重要な都市のひとつですから。
加えて、中国の方々は、香港・マカオ・シンガポールも大切な場所だととらえているように思いますね。
私個人としては、北京がこれから文化の中心として世界でも重要な都市になっていくと考えていますが、今回のAsian Auction Weekの開催地としてはマカオを選択しました。
香港は既に多くのオークション会社がセールを開催していますし、マカオこそが新しい挑戦の地にふさわしいと感じたのです。

私たちが今回開催するのは、オークション版アートフェアです。オークション会社が、共同でオークションを開催する。そこでコレクターたちは各国の作品を一度に目にすることができます。
日程としては、11月25~28日までプレビューを、そして最終日の28日にはオークションを開催します。韓国からK-Auction、台湾からKingsley’s、そして日本からはシンワ。すでに5カ国のオークション会社が参加を表明しています(註:10月15日現在、参加決定しているのは4カ国です)。現在仲間を増やしている途中で、非常に面白いイベントになると思います。

(キム社長)
今まで、アジアのアートはサザビーズやクリスティーズなどの海外のオークション会社によって紹介され、その評価を高めてきました。もちろん彼らはうまくやってきましたが、しかし、アジアのアートはアジアのオークション会社によって紹介されてもいい、されるべきだと考えています。

(倉田)
キム社長は韓国の市場のことをよくご存知なので、素晴らしい韓国の作品を集めてくださるものと思います。我々も日本でそれをしなければいけないですね。

(キム社長)
欧米のオークション会社とは違う目線で作品を集めることができるだろうと思います。そしてそれがとても重要であるとも考えます。

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Room to Read チャリティパーティ in Estnation,Ginza

今日は、10/4(土)に行われたチャリティーオークションのお話をさせていただきます。これまで、当社はオークションを通していろいろなNGOやNPO、各種団体の社会貢献活動にご協力してきました。今回は、国際協力NGO「Room to Read」主催のチャリティパーティに、出張オークションに行ってまいりました。

「Room to Read」は、途上国の子供たちの教育を支援するために、マイクロソフトの幹部社員だったジョン・ウッド氏が2000年に設立した国際NGO団体です。活動内容は、学校や図書館などの施設開設、児童書の寄贈や現地語版の発行、男子に比べて教育を受ける機会の少ない女子への奨学金の支給などで、8年間でアジアやアフリカを中心とした13ヶ国、250万人の子供たちに支援を行いました。
今回シンワがご協力したのは、このジャパンチャプター(日本支部)の活動の一環となるイベントです。

当日、会場となったエストネーション銀座店には、イベントの趣旨にご賛同された250名以上のお客様がご来場されました。パーティは、スタイリスト・森岡弘さんのトークショー、エストネーションの商品を購入すると、代金の一部が寄付されるというショッピングタイム、豪華賞品が当たる抽選会(はずれてもチケット代金が寄付されるシステム)、そしてオークションとイベントが盛りだくさん。


エストネーション
↑ エストネーション店内。大混雑です。

エストネーション2
↑ いよいよオークション開始。おしゃれな洋服とバッグと平野オークショ ニア。


オークションにかけられたのは9アイテム。
といってもいつも私たちが扱っている絵画ではなく……、
Lot.1 北海道トマムコンドミニアム1週間滞在権
Lot.2 森岡弘パーソナルファッションアドバイス権
Lot.3 サウスビーチコンドミニアム1週間滞在権
Lot.4 ダイヤブレスレット
Lot.5 ダイヤブレスレット(ピンク)
Lot.6 ヘリコプター東京1周&アークヒルズお食事券
Lot.7 学校建設(スリランカ)
Lot.8 図書館建設(カンボジア、インド、スリランカ、ラオス、ザンビア)
Lot.9 女子への奨学金10年分(ネパール、カンボジア、インド、スリランカ、ラオス)

という、なんともスケールの大きなラインナップ。


もし自分の建てた学校が海の向こうにあって、そこに子供たちが通って足し算を覚えたり、走り回ったりして大きくなって…と想像すると、本当にすごいことですよね。

平野オークショニアが会場を盛り上げに盛り上げ、なんと落札合計額は1000万円近くにも!
不落札のアイテムは一つもありませんでした。


エストネーション3
↑ オークション風景。白熱してます。


落札された方々のチャリティへのご理解のすばらしさはもちろんのこと、パーティを盛り上げてお客様に楽しんでいただこうというスタッフの方々の姿勢もすばらしく、私たちも良い経験をさせていただきました。

(担当:S)

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高山辰雄遺作展

高山辰雄 聖家族Ⅰ 1993年 小川美術館
《聖家族Ⅰ》1993年 小川美術館所蔵
早くも10月ですね。皆さんはどんな「秋」をお過ごしでしょうか。
本日は芸術の秋にぴったりな展覧会をご紹介いたします。

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高山辰雄が昨年9月に95歳で逝去してから1年。
現在、練馬区立美術館では「高山辰雄遺作展」が開催されています。
これは、高山辰雄の初期から絶筆までの代表作を一堂に集め、その画業を振り返る構成になっています。

高山辰雄は日本画滅亡論が叫ばれる戦後の逆風の中、日本画の改革に尽力し、東山魁夷、杉山寧とともに日展三山と称された画家です。東京美術学校日本画科で松岡映丘に師事し、在学中から帝展で入選するなど活躍。戦後はゴーギャンの影響を受けた作品を手掛けながらも、独自の作風を確立する姿勢が見られるようになります。そして50年代になると心象風景や人間存在を深く掘り下げた作品を描くようになり、より深い精神性を画上に表現していきました。1979年、文化功労者として顕彰され、82年には文化勲章を受章しました。

高山辰雄 森1985年
                《森》1985年 
高山は画壇の頂点を極めながらも、「百年二百年あっても、志したあの一点に到達したい、そう念じ見つめながらも、しかも未完なのか。」(『高山辰雄』 日本経済新聞社 1997年)と自らに問いています。
没して改めて、生きることの意味を求め続けた厳格な作画姿勢とその存在の大きさに気づかされます。


先日、展覧会のオープニングレセプションに伺ったのですが、人物画、静物画、風景画などの大作がずらりと並び、会場全体が一種幻想的な空気に包まれていました。立体感ある絵肌、絶妙な色彩が美しく、岩絵具という素材がいかに美しいものなのか、改めて実感しました。実物でなければその魅力が伝えきれないのが残念です。ぜひ、練馬区立美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか。前期は10月5日(日)まで、後期は10月11日(土)~11月3日(月・祝)で展示作品の大半が入れ替わるとのことなので、前期の展示は今週末がラストチャンスです!(執筆:M)


〈展覧会情報〉
会  期  〔前期〕2008年9月13日(土)~10月5日(日)
      〔後期〕2008年10月11日(土)~11月3日(月・祝)
開館時間   午前10時~午後6時(入館は5時30分まで)
休館日   毎週月曜日(ただし9月15日(月)と10月13日(月)は開館、翌日休館)
※10月6日~10月10日は展示替えのため閉館。
会場    練馬区立美術館
      〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16  
      http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/

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芸術の秋―秋の展覧会シーズン、スタート!

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PartⅡオークション、ジュエリー&ウォッチ・オークションにご来場頂いたお客様、ありがとうございました。当日は、「今日から秋」という涼しさで、清々しい秋晴れの下でのオークションとなりました。


今週半ばにはもう10月ですね。クールビズを推進してきた当社も、そろそろ秋服です。オークションのラインナップも、10月は西洋アンティークやワイン。季節を感じますね(ワイン・オークションは例年、寒い季節に開催されています)。

芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋・・・と申しますが、皆様は秋にどのようなイメージをお持ちでしょうか?シンワでは、芸術をなりわいとしながらも、ベテランにはグルメが多く、若手には体を動かすのが好きな社員が多いので、「食欲の秋」・「スポーツの秋」派がけっこういます。私は、その中では少数派の「芸術の秋」派です。

秋になると、日本では大型企画展覧会が開催されます。シンワでは、落札されたお客様の作品を展覧会に貸し出す仲介も行っているので、展覧会情報は自然に集まってきます。この秋のお勧めをいくつか挙げてみると・・・。


<巨匠の名品>
●巨匠ピカソ展 国立新美術館 (10月4日~)
 ・・・有名な《ドラ・マールの肖像》が出ます。
●大琳派展 東京国立博物館(10月7日~)
 ・・・見たことがありそうで実は無い作品が並びます。
●ボストン美術館 浮世絵名品展 江戸東京博物館(10月7日~)
 ・・・世界有数のコレクション。殆どが日本初公開。

<近代絵画がお好きな方は>
●高山辰雄展 練馬区立美術館(~11月3日)
 ・・・今年の9月で一周忌です。更に評価を高めていくことでしょうね。
●中山忠彦展 北九州市立美術館 (~10月28日)
 ・・・作家が所蔵するアンティークドレスも展示されます。

<コンテンポラリーアートの展覧会>
●横浜トリエンナーレ 新港ピア・赤レンガ倉庫ほか(~11月30日)
●エモーショナル・ドローイング 東京国立近代美術館(東京は10月13日迄。その後京都に巡回)


楽しみですね~。私も既に一つは見て、大興奮。手帳にはここからあと5つの展覧会を回るスケジュールが書き込まれています。
11月のシンワアートオークションに出品される作家の新作を観たり、調査をするために行くことが多いのですが、好きなアートが出ていると嬉しくなります。こっそりメモ帳に感想を書いておいたりするのが、芸の肥しになります。

10月末からはコンテンポラリーアート、近代美術、PartⅡ・・・とオークションが続きます。皆様も当社でどうぞ芸術の秋をお楽しみください。
(執筆:I)

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宝石・時計、PartⅡオークション作品ご紹介

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    Lot429《ヒスイ ダイアモンドブローチ》
     落札予想価格:150万円~250万円
陶芸オークションにご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
前日には、あわや台風が上陸かしら・・・というハラハラした気持ちでしたが、幸いにも当日朝には行き過ぎて、銀座の空には晴れ間が覗いていました。

さて、初秋のオークション・ウィーク第三弾は、
今週末のジュエリー&ウォッチ、
近代美術PartⅡオークションです。
 
lot356

     Lot356《ダイアモンドリング》
     落札予想価格:7万円~15万円

先週末に私が見た映画で、ジュエリーのオークションのエピソードがありました。競りに参加した女性が、欲しいリングを競り落とせなくて残念そうにしていると、その女性のパートナーがリングを突然プレゼントしてくれるというシーンがありました。実は、競りの相手は彼女の恋人の男性だったのです。

ジュエリーのオークションにはこうしたロマンティックな物語がしばしば誕生します。以前、婚約者への指輪を探しているという男性のお客様もいらっしゃいました。今回のオークションではどんな出会いが生まれるのでしょうか――。

PartⅡオークションには、エッシャーの版画が二点出品されます。上から見ても、下から見ても、どこか矛盾している複雑な世界が描かれています。エッシャーはオランダ生まれの版画家ですが、1950年代にアメリカで人気を博し、日本にも紹介されると爆発的に人気を集めました。2006年には東京渋谷のBunkamuraで大規模な展覧会が開催され、リバイバル・ブームとなりました。

今回出品される《Convex and Concave》(エスティメイト80万~120万)《Belvedere》(エスティメイト100万~150万)は、どちらも有名な作品。価格もかなり!魅力的です。

また、お着物や帯も出品されます。作家ものの訪問着や、色打掛、小紋が、中にはエスティメイト5万円~からで計10点出品されるのですから、PartⅡのおトクさを感じて頂けることかと存じます。
最近では、「アンティーク着物」や「リサイクル着物」といった言葉もよく耳にするようになりましたね。外国のお客様のお宅では、帯を壁飾りとしてインテリアに利用される方もいらっしゃいます。外国の方というのは、日本のデザインを、伝統的使い方にとらわれずに斬新に取り入れられるので、勉強になります。

今回のクライマックスは、何と言っても芹沢介の作品でしょう。彼の作品117点が一挙にオークションにかけられるのですから、滅多に無いことで、もちろんシンワでも最も多い出品となります。

芹沢は1895年生まれの染色家(~1984年)です。沖縄の紅型(びんがた)に学び、創案した「型絵染め」で人間国宝に指定された人です。着物を染める手法を和紙に応用した初めての作家で、柳宗悦が提唱した「日本民藝」グループの一人としても知られています。
柳は、芹沢の作品に用いられている色を、「極楽の色だ」と評したといいます。確かに、芹沢作品には、植物の色らしい、優しく懐かしい風合いがあり、その配色は心を浮きうきさせるような感じがあります。ぜひ、会場でお手に取ってご覧くださいませ。(執筆:I)



<JEWELLERY&WATCHES/近代美術PartⅡ>
●オークション
会場:  シンワアートミュージアム
日時: 2008年9月27日(土)14:00より
●下見会
会場: シンワアートミュージアム
日時:9月24日(水)~27日(土) 10:00~18:00
※最終日の27日(土)は12:00まで

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