5月23日開催!ジュエリー&ウォッチオークション


先週の名古屋・大阪下見会にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。ジュエリーに関しては、ヒスイを見に来られる方が多く、大変盛況な下見会となりました。しかし、今回のジュエリーの目玉はヒスイだけではありません!その他、注目の商品をご紹介いたします。

122ctのタンザナイト


lot335 タンザナイト
約30.6~25.6×22.4mm
122.11ct
300万円~400万円


ご覧ください、このボリューム!以前、ブログでタンザナイトをご紹介しましたが、今回のジュエリー&ウォッチオークションでは、なんと、122ctのタンザナイトが登場します。
写真ではお伝えできないのが残念ですが、タンザナイトの奥の方から、濃紺の光りがキラキラと輝いています。
ニューヨークで今年2月に開催されたサザビーズのオークションでは、49.04ctのタンザナイトのルース(クッションカット)が約280万円(31,250USD)で落札されています。その2倍以上もの重さがあるタンザナイト。一見の価値がありますよ!


ファンシーカラーダイアモンド

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★lot285 ダイアモンド
No.5080292 RB 0.363ct 4.44-4.48×2.89mm 
FANCY DARK GRAY GREEN SI2 YELLOW (04/15/2009)
エスティメイト 10万円~20万円

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lot 289 ダイアモンド
GIA DIAMOND GRADING REPORT
No.17419951 Round Brilliant 0.52ct 5.21-5.22×3.21mm 
FANCY YELLOW SI1(06/26/2008)
エスティメイト 20万円~30万円


ダイアモンドは無色であればあるほど価値が高くなる一方、一定上の色の濃さを持つダイアモンドは「ファンシーカラーダイアモンド」と呼ばれています。
今回のオークションではピンク、イエロー、そしてグリーンのファンシーカラーダイアモンドが出品されています。
ロット285の「ファンシー ダーク グレイ グリーン」は、通称「カメレオンダイアモンド」と呼ばれており、加熱、または暗所での保管により、一時的に色調が変化するのが特徴です。実際、朝金庫から取り出した際に、黄色に変化していて驚きました。このダイアモンド自体はそれほど希少性が高いものではないのですが、色が変化するのを目の当たりにすると、なんだか胸が高鳴ります。色の変化の仕組みは、まだはっきりとは解明されていないとのことです。


華やかな南洋真珠ネックレス

313_.jpg

lot313 白蝶貝養殖真珠ネックレス
エスティメイト \800,000.~\1,200,000.

白蝶貝という大型の貝から採れる貝を白蝶貝養殖真珠(別称:南洋真珠)といいます。この貝は赤道を中心とした熱帯の海にしか生息しておらず、主にオーストラリア、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、日本では奄美大島などで養殖されています。
貝が大きい、海の水温が高い、養殖期間を2年以上かける、などの理由で、直径13mm以上に成長する珠もあります。
lot313の白蝶貝養殖真珠ネックレス(無穴)は、直径約14.9mm~18mmという大珠で、上品でありながら華やかな雰囲気を醸し出しています。



昨日から、東京でも下見会が始まりました。ジュエリー&ウォッチはミュージアムの地下1階に展示しておりますので、ぜひ足をお運びくださいませ。皆様のご来場を心よりお待ちしております!(執筆:M)

下見会  会場:シンワアートミュージアム
5/20(水)~22(金) 10:00-18:00
5/23(土) 9:30-11:30 

オークション 会場:丸ビルホール
       5/23(土) 13:30-