金魚と向き合う作家、深堀隆介



全国的に雨の日が続いているようですが、本日、ここ銀座は雲一つない快晴に恵まれました。
最近雨が続いていただけに、なんだか太陽が眩しく感じられました。
もうすぐ夏ですね。夏が待ち遠しい!そんな方も多いのではないでしょうか。
今日は、これからの季節にぴったり。清涼感溢れる深堀隆介の作品をご紹介します。

深堀隆介(B.1973-)
深堀隆介

lot238《相》 29.8×20.8cm/絹、アクリル/落札予想価格:\50,000.~\100,000.


金魚が見せる一瞬の美。それを卓越した描写力で捉え、作品へと昇華していく―
深堀隆介は、スランプの時に7年間飼っていた金魚に魅了されたのを機に、
金魚をテーマにした作品に取り組み始めたといいます。
2002年頃からは、器の中に樹脂を流し込み、その上に直接金魚を描くという独自のスタイルを確立。
個展やグループ展の他、ライブペインティングやワークショップなど、精力的な活動を展開しています。


深堀隆介

lot241《香具夜 命名 小梅檀》
39.5×4.0cm他/竹、樹脂に着色/落札予想価格:\100,000.~\200,000.


樹脂に描かれた金魚は、まるで本物と見まがうほど。
命を吹き込まれたかのごとく躍動感に溢れています。
艶やかに悠々と泳ぐ様を見ていると、
幼い頃、夏祭りの夜店で夢中になって金魚すくいをしたことを思い出します・・・

飾った場所に清々しい空気を運んでくれる、そんな作品といえるのではないでしょうか?!


lot242《金魚酒》

lot242《金魚酒》h5.8×w7.8×d7.8cm/木曾檜枡、樹脂に着彩
落札予想価格:\100,000.~\200,000.