小島剛夕・上村一夫・矢口高雄 漫画絵師三人原画展 量画の先を見た巨匠たち 「この一枚のために」


銀座のシンワアートミュージアムでは9月27日(月)から、
小島剛夕・上村一夫・矢口高雄 漫画絵師三人原画展 
量画の先を見た巨匠たち「この一枚のために」
を開催いたします。


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最近は「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生や「SLAM DUNK」などで人気の井上雄彦先生が、美術館で展覧会を開催されていますね。漫画家が原画や描き下ろしのアート作品を発表するのは最近珍しいことではないようです。逆に、コンテンポラリーアートの中にも漫画に影響を受けた作品はたくさん見受けられます。漫画とアートの境界はとても曖昧になってきているようです。

今回出品される3人のうち、“昭和の絵師”と呼ばれた「同棲時代」の上村一夫先生も没後、川崎市市民ミュージアムで回顧展が開催されています。「子連れ狼」の小島剛夕先生は、没後、漫画界のアカデミー賞と呼ばれるアイズナー賞を受賞していて、現在も海外で人気が高いそうです。また、矢口高雄先生の代表作「釣りキチ三平」は一昨年、映画「おくりびと」の滝田洋二郎監督によって映画化され、話題になりました。

先日開催いたしましたシンワの9月PartⅡオークションでも小島剛夕先生、矢口高雄先生の作品が出品されました。これからは、オークションで漫画を競るという場面が増えていくのかもしれませんね。

展覧会の詳細はこちら
ミュージアムでの展覧会のほかに、矢口先生のサイン会や原画販売、銀座のショットバー3店での展示など、関連イベントもたくさんあるそうです。

みなさまのご来場、心よりお待ちしております。

(執筆:S)