先週の土曜日、BAGS/JEWELLERY&WATCHESオークションが終了し、これで2012年開催した25回のオークションが全て終了いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
さて、今年も残すところあとわずかとなりました。本年最後のブログは、昨年に引き続きこの時期街を彩る銀座界隈のイルミネーションをご紹介したいと思います。
まず初めに、昨年も取り上げたミキモトのジャンボクリスマスツリー。高さ10m、3000個のイルミネーションが輝くこのツリー、本店前に飾られるようになって今年で何と35年目!もはや銀座の冬の風物詩でもあります。中央にはミキモトらしく真珠ネックレスの装飾がツリーを彩っています。多くの人が集まるこのツリーを眺めながら、私もミキモトにあやかり、来年もよいジュエリーの出品がたくさん集まるよう願いをかけてまいりました。
そのミキモト本店もある銀座中央通りと晴海通り沿いには、「GINZA ILLUMINATION(ギンザ・イルミネーション)2012 ヒカリミチ」と銘打たれ、約16万個ものイルミネーションが歩道を埋め尽くし銀座の夜を美しく彩っています。仕事中の移動で歩いているだけなのに、街の喧騒とこの光に包まれているとなんだか自然にクリスマス気分が盛り上がってきてしまいます。
ミキモトのある4丁目から中央通りを京橋方面へ歩くと、反対側には今年で5周年を迎えたイタリアのハイジュエリーブランド(2011年よりフランスのLVMHグループの傘下となりましたが)ブルガリの旗艦店に、巨大な蛇が巻き付いています。この62mの輝く蛇、「セルペンティ(イタリア語で蛇の意)」と呼ばれ、ブルガリのアイコンモチーフでもあり、ブランドを代表するジュエリーのデザインとしてダイアモンドネックレスやブレスレットとしても高い人気を誇っています。
さらに先へ進むと、2丁目にある田中貴金属には、今年もありました、純金のツリー!今年はウォルト・ディズニー生誕110周年を記念して製作された、その名も「ディズニーゴールドクリスマスツリー」。50のディズニーキャラクターを純金のプレートで形取り、ゴールドチェーンで飾られた3段回転式のこのツリー、総重量は40㎏で販売価格はなんと3億5千万円!!きらびやかに回転する様子を眺めながらその金額を思うと、別の意味で目が回りそうになりました。
最後にご紹介するイルミネーションは、銀座から少し歩いて丸の内へ。丸ビル建て替え以降、今や銀座に並ぶショッピング街となった丸の内仲通り。東京駅の復元工事も完了し、ますます賑わいを増しています。今年もいち早く10月からイルミネーションを点灯。こちらのイルミネーションは、実行委員会がオリジナルで開発した使用電力を従来の1/3に抑えたエコイルミネーションだそうです。
有楽町方面から東京駅方面を眺めると、丸ビルがシャンパンゴールドの光の向こうにそびえ立つのが見え、我々のオークションもこの光の道のようにもっともっと輝かねば、と少し気持ちが引き締まった気がしました。
このブログも、本年はこれが最後の更新となります。今年も週1回ペースで、つたない文章ではありますが主に美術に関する様々な内容の情報を発信してまいりました。今後も皆様に楽しんでいただけるよう執筆担当一同精進してまいりますので、2013年もシンワブログをご愛読の程、何卒よろしく願いいたします。
(平野)
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