カテゴリー別アーカイブ: コンテンポラリー

デザイン家具のご紹介(1)

既に何度かご紹介しているデザイン家具。
実は、今回のセールに登場するのは、どれもヴィンテージ作品ばかりです。

今日はそのなかから3点をご紹介したいと思います。


ロン・アラッド
Lot134ロン・アラッド「トムバック チェアー」
w67.5×d63.0×h76.0×sh43.0cm / ロンアラッドアソシエイツ
アルミニウム、スチールクロムメッキ / 座面裏にサイン
座面裏にED 3/500
落札予想価格:40万円~60万円



一貫して商業デザインの世界のなかでアート性豊かな作品を送り出し続けているデザイナー。
出品作品は、1997年のミラノ・サローネ(世界最大規模のデザイン見本市)で展示するために、インテリア雑誌「ドムス」の依頼で制作されたものです。限定500脚のみ生産されました。



シャルロット・ペリアン
Lot150シャルロット・ペリアン「サイドチェア」
w43.0×d46.0×h75.0cm / オーク、ペーパーコード
1960 / エディション ステフ シモン
落札予想価格:10万円~15万円



20世紀を代表する建築家ル・コルビジェの弟子。1940年から一時期、輸出貿易強化の為、装飾美術顧問として日本に招聘され、柳宗理らと親交を結びました。
その時期に高島屋で開催された展覧会は、日本人アーティスト達に大きな影響を与えました。
海外で非常に人気があります。今回出品される作品は、現在のところ復刻版が発売されていません。


アルネ・ヤコブセン
Lot154アルネ・ヤコブセン「Centre テーブル」w151.5×d55.0×h47.0cm / ローズウッド、スチール
1958 / フリッツ・ハンセン
落札予想価格:20万円~40万円


モダニズム建築・デザインの巨匠。代表作の「セブンチェア」は、現在までに500万本以上が販売されています。今回出品される作品は、建物の設計からインテリアデザイン、照明やドアノブ、食器類などの細部までを一貫して手がけたラディソンのSAS(ロイヤルホテル)のインテリアとしてデザインされたものです。

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「本命年」って何?中国人アーティスト、李志宏

下見会場の地下1階。大きなキャンバスに赤い下着を身にまとい、横たわる女性。奥には紫禁城らしき建築物…
李志宏ってどんなアーティスト?タイトルの「本命年」って何?
そんな質問を受け、本日は李志宏(Li Zhi-Hong)の作品をご紹介します。

lot107 李志宏
lot107 李志宏 《本命年-大宮女》
160.0×200.0cm/キャンバス、油彩/2007年作
落札予想価格:100万円~150万円

李志宏は1970年、江西省贛州(かんしゅう)市生まれ。3年間の従軍を経て、国営企業でポスター制作などの宣伝活動に携わる一方、独学で絵画を学びます。病気のため一時絵を描くことを中断していましたが、2003年より再び絵を描き始めます。2004年、スケッチを学ぶために北京に1ヶ月滞在。2006年より「本命年」のシリーズを手掛け始めます。

「本命年」とは自分の生まれた干支の年のこと。中国の慣習では縁起が良くないとされ、本命年を迎えた人はこの間、赤い下着を身につけていると厄を除けることができるといわれています。2006年(当時36歳)、本命年を迎えた李志宏は、それに強い感情を抱き、何か自分に最もふさわしいものを描こうと「本命年」をテーマとした作品に着手します。そしてこのシリーズによりアーティストとしての道が開け、本格的に制作活動に専念していくことになったのです。



解説


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淡くて優しい・・・夭折の画家、難波田史男の世界

みなさんは「難波田史男」という画家をご存じですか?
もしご存じなくても、近現代の美術がお好きな方ならこの名字にピンとくるかもしれません。そう、彼は日本の抽象絵画を代表する画家・難波田龍起の次男です。

難波田史男は、1941年東京生まれ。父と同様に画家を志し、文化学院美術科で制作活動を始めましたが、アカデミックな美術教育になじめずに中退。その後の数年間は自由なスタイルで制作に没頭し、繊細な描線で幻想的な心象風景を描いていきます。

24歳のとき、自らの絵画論確立のため、早稲田大学文学部美術専修に入学。在学中には初個展を開催し、新進気鋭の画家として将来を有望視されました。以後も旺盛な制作を続けましたが、1974年1月、兄との九州旅行の帰途、フェリーからの転落事故により、32歳の若さで生涯を閉じました。

近代では、佐伯祐三、村山槐多、最近では石田徹也など、若くして亡くなってしまった才能は今も変わらず愛され続けていますが、難波田史男も、そんな根強い人気を誇る画家の一人です。彼が亡くなってからしばらくの間、夭折を惜しむ回顧展が日本各地で開催され、東京オペラシティや世田谷美術館に作品が収蔵されました。近年では、没後30年にあたる2004年に東京ステーションギャラリーで大きな展覧会が開かれています。

難波田史男が画家として生きた約15年の間で、心に生まれた喜びや苦悩を日記のように描いた作品はおよそ2000点と言われています。
今回SUMMER+AUCTIONに出品される《星空(1)》は、シンワアートオークションでは初めての難波田史男作品となります!


【オークション終了につき、図版は削除いたしました】


lot67 難波田史男 《星空(1)》 
27.0×38.0cm/紙、水彩、インク/1973年作
落札予想価格:20万円~30万円



本作品は、史男が亡くなる前年に描かれたものです。ここに登場する人物らしきものや、星のようでも不思議な生き物のようでもあるかたちは、彼の作品には欠かせないモチーフたち。これらは現実の世界のものではなく、彼の心の中にあるもう一つの世界のイメージなのでしょう。

「夕陽が西の空に沈んでいく
空は青から紫になって
そして黄色に深まっていく
それはひとときも止どまらず
たえず変化していく美
そしてまたたく間に海をさってしまうその美しさ」(史男の「詩」より)

難波田史男は、太陽や星、宇宙に憧れ、しばしば作品に描いています。淡く混ざり合う水彩絵具、その中に消えてしまいそうなかぼそいインク。この作品を描きながら、史男の心は星がきらきらと瞬く夜空を旅していたのかもしれません。

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下見会開催中です!

7月2日(水)から、下見会が始まりまりました。
SUMMER+AUCTIONに合わせて、下見会の会場であるシンワアートミュージアムも衣替えしています!

ミュージアム外観
ミュージアム外観4


ミュージアム外観3
オークションのテーマカラーに合わせて制作したポスターの数々。表通りからみると、かなり目立ちます。道行く人が立ち止まるほどです。下見会にお越しの際は、是非ミュージアムの外観にもご注目ください。

さて、会場はどのような雰囲気になったでしょうか。

下見会完成間近5
 下見会完成間近6

右の画像は、先日もご紹介した写真作品のコーナーです。デザイン家具などが配置されて、大分雰囲気が変わったと思いませんか?


下見会は、オークション当日まで毎日開催しております。
銀座も夏のバーゲンが始まり賑やかです。
下見会は入場無料ですので、お買いものや、お仕事の合間にお気軽にお立ち寄りください。

シンワアートオークションHP

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オークションができるまで(4)~下見会準備中~

今週水曜日、7月2日からいよいよSUMMER+AUCTIONの下見会が始まります。
本日は、その準備の様子をご紹介します。

下見会準備1 下見会2
作家・エスティメイト・ジャンル・・・様々なことを考慮しながら会場全体のレイアウトが決まっていきます。
今回充実している写真作品群は右の画像のような配置に。

下見会3
全266点を2日間で展示します。

所有者の方からお預かりしている作品それぞれに、一番ふさわしい展示位置を模索して、一旦展示し終えたものを、配置換えすることもしばしばです。

担当者たちの試行錯誤の結果は、是非下見会場でお確かめください!



SUMMER+AUCTION ~Preview(下見会)~
<日時>
7月2日(水)~7月4日(金) 10:00~20:00 / 7月5日(土) 18:00まで / 7月6日(日) 12:00まで
<会場>
シンワアートミュージアム(東京都中央区銀座7-4-12 ぎょうせいビル1F)
詳しくは→シンワアートオークションHP

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そっとさりげなく空間に溶け込む、須田悦弘の作品

現在、東京都現代美術館にて、大岩オスカール展と併催されている「屋上庭園」展(~7月6日まで)。自然光が差し込む展示室において、庭をめぐる作品を10のセクションに分けて展開しています。この展覧会の最終章、「庭をつくる」のセクションを飾っているのが、須田悦弘の作品です。
今回のオークションにも2点、作品が出品されています。

lot206 須田悦弘
      
      lot206 須田悦弘 《葉》 
      w5.5×d11.0cm/木、彩色
      2007年作
      証明書にサイン、年代
      作品証明書付
      落札予想価格:40万円~60万円
須田悦弘は、朴の木を削り、華麗に咲く花、落葉や枝、時には路上の傍らに生えた雑草を、実寸大の木彫作品として表現しています。

精巧に彫られ、彩色された植物は、まるで本物と見まがうほど!

また、それを展示空間の中にいかに配置するのかという、作品と空間の関係を意識した仕事も展開しています。
例えば、美術館やギャラリーなどで展示をする場合、普段あまり注意を払わないような壁や床、天井などに、作品をさりげなく自然に設置しており、観る者の意表を突く空間を作り上げています。

「屋上庭園」展においても、「こんな場所に?!」と思わずにはいられない部屋の隅っこの壁に、ガーベラが一輪、ひっそりと展示されていました。
その手前のセクション、「天空にひろがる庭」では、オークションにも出品される内海聖史の作品が、壁一面に鮮やかに展開されていたこともあり、あやうく見逃すところでした…

本物そっくりでありながらも、決して本物ではない。現実と空想のはざまにあるようなその作風は、深い感動と味わいをもたらし続けています。

ちなみに、出品作のもう1点は、もっと小さな雑草の作品です。(高さ3cm!)
下見会ではきちんとした場所に展示しますが…
どこにあるのか、探してみてくださいね!


須田悦弘(b.1969-)
1993年の初個展『銀座雑草論』で、銀座のパーキングメーターに総金箔を施した小さな小屋を設置し、その中に雑草一本だけを展示して注目を集める。
1994年~2000年まで中村哲也、中山ダイスケらとスタジオ食堂で活動。
主な展覧会に、2000年、「ハラドキュメンツ6 須田悦弘 ―泰山木」(原美術館、東京)、2002年、「水の流れ、水の重なり ~Settled Waters~ 須田悦弘展」(アサヒビール大山崎山荘美術館、京都)、「特別展示:須田悦弘」(群馬県立近代美術館)、2006年「須田悦弘」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川)、「三つの個展」(国立国際美術館、大阪)。
金沢21世紀美術館、豊田市美術館、直島コンテンポラリーアートミュージアム他、パブリックコレクションも多数。


下見会の日程、その他の出品作などについては
当社ウェブサイトへ↓
https://www.shinwa-art.com/

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ロングボード界のカリスマ、ジョエル・チューダーモデルのサーフボード

ナイジェル2
夏といえば、海!
皆さん、サーフィンはお好きですか?
今回のオークションには、ロングボードのカリスマ的存在、ジョエル・チューダーモデルのサーフボードが出品されます。
しかも、このサーフボード、世界で活躍するフォトグラファー、ナイジェル・スコットとコラボレートしたものなのです。

もちろん、ボードにはナイジェル・スコットのサインもついています。

ナイジェル3

lot133 ナイジェル スコット 《サーフボード》
276.0×58.0cm
落札予想価格:70万円~100万円



サーフィン好きの方には、必見の一品です!


―ナイジェル・スコット―
1956年ジャマイカ生まれ
80年代初頭からフォトグラファーとして活動を開始する。87年からはパリを中心に、Vogue、LIFE、Cosmopolitan、Glamourなどの雑誌で活躍。更に95年には、活動拠点をNYに移し、更に活動の幅を広げている。
2008年3月に六本木ミッドタウンで開催されたBRUTUS TRIP×ナイジェル・スコット「ボブ・マーリー30年目の再会」写真展も記憶に新しい。

―ジョエル・チューダー―
9歳からロングボードを始める。DONALD TAKAYAMAに見出され、14歳でプロコンテストに入賞。以来、往年のレジェンド達から様々なことを吸収し、テクニックにも磨きをかける一方で、ボード開発に邁進。
コンテストで数々の輝かしい栄誉を得、多くの名作モデルを作り出している。
そして1998年には念願のワールドチャンピオンの座につき、映画『THE SEEDLING』への出演を果たす。
今やロングボードを代表するカリスマ的存在である。


シンワアートオークションHP
www.shinwa-art.com

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ボーナスでデザイナーズ家具?

会社にお勤めの皆さんは、そろそろボーナスが気になる季節ではないでしょうか。
その使い道は、お決まりですか?
「まだ」という方は、デザイン家具を1点手に入れてみてはいかがでしょうか。

以前にもご紹介したように、SUMMER+AUCTIONには、有名デザイナーの手による家具が出品されます。
セレブリティ達がコレクションしているようなミュージアムピースを手に入れるのは、なかなか難しいことですが、
今回は、少し手を伸ばせば手が届く格安の落札予想価格で、
イームズやルネ・ヤコブセン、柳宗理などアイコン的存在のデザイナーの作品が揃いました。

イームズ 
チャールズ&レイ イームズ「DCWチェア」        
w48.3×d50.8×h73.6×sh43.0cm
プライウッド
落札予想価格:10万円~15万円  
   
ヤコブセン

アルネ・ヤコブセン「Centreテーブル」
w151.5×d55.0×h47.0cm
ローズウッド、スチール
落札予想価格:20万円~40万円  



勿論、オークションはそれを手に入れたいと思う人が多ければ、価格が上がってしまいます。
でも、目当ての作品を手にいれることができても、たとえ出来なかったとしても
どの作品にビッド(応札)しようかあれこれ思案する時間や、会場でパドルをあげるドキドキも、全て含めて
“お楽しみ”なのがオークションです。

イームズ2

チャールズ&レイ イームズ「PAWチェア」
w63.5×d61.0×sh42.0cm / ファイバーグラス、バーチ、スチール
落札予想価格:15万円~20万円


ウェグナー

ハンス J ウェグナー「jh-801 ラウンジチェア2脚セット」
w78.0×d70.0×h77.0cm / レザー、スチール
落札予想価格:20万円~30万円




来週、7月2日(水)からはプレビュー(下見会)も始まります。
プレビューでは、全ての出品作品をじっくりご覧いただけます。

下見会が待ちきれない!という方は、
こちらのオンラインカタログで出品作品の概要がご覧いただけます。
https://www.shinwa-art.com/catalogue/cata_online/20080706c/

シンワアートオークションHP
www.shinwa-art.com

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加藤泉《ヨキカオ No.19.》

本日は、加藤泉の作品、《ヨキカオ No.19.》をご紹介します。

加藤泉は、昨年、ヴェネツィア・ビエンナーレの国際企画展に招待作家として参加したことでも話題となった作家です。個展の他、「リトルボーイ:爆発する日本のポップカルチャー」(Japan Society Gallery N. Y. 、2005年)、「MOTアニュアル 等身大の約束」(東京都現代美術館、2007年)などのグループ展において高く評価され、今後の活躍が期待されています。また、6月28日から原美術館にて開催される「アートスコープ 2007/2008 ―存在を見つめて」にも出品が予定されています。

lot258  加藤泉
  lot258 加藤泉 《ヨキカオNo.19.》
  41.0×53 .0cm/キャンバス、油彩
  1999-2000年作
  落札予想価格:50万円~70万円
1969年、島根県に生まれた加藤は、1992年、武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業後、ブランクを経て、1998年頃より本格的に画家としてのキャリアをスタートさせました。

《ヨキカオ No.19.》は、1999年から2000年に展開された顔のシリーズの一点で、加藤が現在の作風を確立しつつある時期に制作された作品です。

加藤は、宇宙人や胎児、未成熟な生命体を思わせる「生き物」をモティーフとした絵画や彫刻を制作しています。その頼りなげな存在は、羊膜を思わせる何ものかに挟まれて、観る者に虚無的な視線を投げかけています。

「それ」が一体何者で何を考えているのか。同時に、観ている我々は何者で何を考えているのか―。作品と対峙していると、様々な疑問が湧きあがります。

加藤の作品は、現代を生きる我々自身が、空虚で未完成な生命体なのかもしれないという真摯な省察に満ち、観る者の心を強く揺さぶるのでしょう。

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写真界のカリスマ、森山大道

国際的に高く支持され、国内外の美術界にも大きな影響力を持つ写真家、
森山大道。現在、東京都写真美術館において「森山大道展 Ⅰ.レトロスペクティヴ1965-2005/Ⅱ.ハワイ」(~6月29日まで)が開催されていることもあり、ますます注目を集めています。

lot115 森山大道

森山大道(B.1938-)
lot115《犬の町》 
102.8×130.8cm/ゼラチンシルバープリント
落札予想価格:120万円~180万円


写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経た後、1963年に独立した森山大道は、1967年、寺山修司の文章につける写真原稿として雑誌『カメラ毎日』に発表した「にっぽん劇場」シリーズにより注目を集め、同年、日本写真批評家協会新人賞を受賞します。翌年、「挑発」を意味する写真同人誌『プロヴォーク』が創刊されると、第2号から参加。「アレ、ブレ、ボケ」という言葉で形容される被写体がブレたりボケたりする革新的な表現は、それまでの写真の概念を覆し、激しい賛否両論を引き起こしました。

この時期、「写真とは何か」という問いに対して極限まで写真表現を追求し、スランプに陥りますが、北海道をはじめとする旅先でのスナップを発表する一方、ワークショップ写真学校への参加、イメージショップCAMPの設立など、写真表現以外においても日本の写真界を切り開いていきます。

その後、「写真は光と時間の化石である」と述べた写真技術の先駆者、ニエプスの言葉から問いへの答えを見出し、1981年、花などを単純な光の中で捉えた「光と影」シリーズを開始。翌年、写真集『光と影』を刊行します。これが高く評価され、1983年に日本写真協会年度賞を受賞。そして90年代にはサンフランシスコ近代美術館での個展をはじめ、世界各国で展覧会が開催されるようになり、国際的な地位を確立していくことになるのです。

2002年には活動の拠点である新宿を撮った写真集『新宿』で毎日芸術賞を受賞。
今年70歳を迎えますが、現在に至っても精力的な活動を展開し続けています。

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黒と白の強烈なコントラスト、そしてその中間の灰色のグラデーションが独特の雰囲気を醸し出すモノクロ写真。そこには、都市の混沌や退廃的な雰囲気を冷静に見つめる、森山大道の視線が感じられます。

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