今年で五回目となるアートイベント、「ART@AGNES アグネスホテル アートフェア 2009」に参加してきました。毎年大好評のこのアートフェア、今回で惜しまれながらも最終回となりました。
約30件の現代美術ギャラリーが、神楽坂のホテルの一室を利用して作品を展示するこのイベントのスタイルは、多くの話題を集めました。
活気あるギャラリーの活動に短時間で触れることができ、アートを購入するという刺激的な楽しみを身近に感じることができて、参加者にとってもとても楽しいものでした。
昨年はオープン前日のVIPプレヴューに、行列ができるほどの人気で、シンワから参加させて頂いた社員も進むのが大変だったと驚いていましたが、今年も小雨が降りしきる中のプレヴューだったにも関わらず、この時点で大勢のお客様で会場は賑わっていました。
今回は入場の人数が限定されていたため、関係者はエントリーチケットを入手するのに苦労したようです。
展覧会のオープニングプレヴューに行くと、まだ乾いていない油絵の、オイルの匂いが漂っていることがありますね。今回のイベントでもあちこちの部屋からオイルの香りが・・・。ギャラリーの方に「良いオイルの香りがしますね」と声を掛けると、「苦手な方もいらっしゃるんですよ」と笑っていらっしゃいました。
美術館やギャラリーに展示されていると、作品の力で空間が満たされている感じがして、生活空間に設置された時が想像できなかったりしますよね。でも、ホテルのベッドサイドに彫刻や絵画が置かれた状態だと、イメージが沸いてきます。
あるギャラリーでは、新年に福をお裾わけ、というコンセプトで、福袋を販売していました。行列ができる人気ぶりで、私もワクワクしながら1点購入させて頂きました。
中には、販売価格の数倍の価値があるグッズが!「福」と元気を頂きました!
思えば、アートを買う喜びは、「お得」という価値観とは切っても切り離せないものかもしれませんね。
今年も元気に様々なアートイベント情報をお届けしていきますので、ご期待下さい!
(執筆者:I)