【3月陶芸オークション】下見会始まります!


こんにちは。3月に入り、だいぶ春めいてきましたね。桜の開花宣言も出され、今年はお花見など予定されている方も多いのではないでしょうか?

 

さて、今週末11日土曜日に、「近代陶芸/近代陶芸PartⅡオークション」が開催されます。それに伴いまして、本日から始まります下見会場の様子をご案内いたします。

 

今回はとにかく、大型作品が数多く出品されます。

地下・下見会場風景

高内秀剛、岸映子、小峰尚…大きさもさることながら、作者の表現したい思いが強く溢れ迫力があり、会場全体にパワーがみなぎるようです。

茶道具類の下見会風景

こちらは、茶道具類です。銅鑼(どら)は、重要無形文化財保持者(人間国宝)の初代魚住為楽(いらく)の作です。銅鑼を鳴らすと、体全体に響き渡るような、重厚感ある音が体感できます。黒樂茶碗は、樂家六代・左入【貞亨2-元文41685-1739)】のもの。釜は、角谷與斎の「鵬雲斎好 鶴雲釜」です。そのほかにも、京焼の名工と知られる仁清の茶碗など、新旧取り合わせた茶道具をお楽しみください。

 

そして、1971年に制作された加守田章二の「彩陶壷」も出品されます。

LOT.133 加守田章二
彩陶壷
H17.9×D22.3㎝
底部に描き銘「章」、「一九七一」記
共箱
1971(昭和46)年作
『加守田章二全仕事』掲載P.284(講談社)
落札予想価格:400万円~800万円

赤く、うろこ状の模様が張り巡らされた1971年の作品は、評価の高い年の作品の一つです。底部の銘まで緻密にデザインされたリズミカルな作品を、ぜひご覧ください。

 

オークションは、11日土曜日15からです。当日は下見会を行っておりませんので、ご留意ください。また、スケジュール詳細は下記をご参考ください。

オークション・下見会のスケジュールとご予約について、オンラインカタログはこちら

なお、ご入札は、ご来場のほか、書面入札、オンライン入札、電話入札、ライブビッディングなどの方法でも承っておりますので、お気軽にご参加ください。

引き続き、感染症予防対策をしっかりと行い、皆様のご参加をお待ちしております。

                                             執筆者:江口