お出かけにぴったりのこの季節は、多くの美術館が大型の展覧会を企画する時期でもあります。
そこで今回は、お薦めの展覧会をご紹介いたします。
これを読んで、「行ってみたいな」と思ったら、いますぐ出かける準備をしましょう!

生誕100年 東山魁夷展

近代を代表する日本画家のひとり、東山魁夷の生誕100年を記念した展覧会が3月29日から東京国立近代美術館で開催されています。最初の土日の2日間でなんと1万人が来場したそう。今年はこの展覧会だけでなく、ほかの美術館やデパートでいくつかの東山展が企画されていますから、2008年は東山イヤーとなるかもしれません。

久しぶりの大型展となった今回は、画家の各時代における代表作がみごとに集結しています。中でもお薦めは、11年余りにわたって制作された唐招提寺の障壁画。実際に唐招提寺に設置されているのと同じ状態で展示する工夫がされています。畳が敷いてあるので、いぐさのにおいに嗅覚が刺激され、臨場感たっぷりです。気になる方は是非美術館へ。

北の丸公園が隣接していますから、美術展を見た後は、ブラブラ散歩するのも楽しいかもしれません。



<展覧会概要>
会期 2008年3月29日(土)〜5月18日(日)
会場 東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
巡回先 長野県信濃美術館 東山魁夷館


没後50年「モーリス・ド・ヴラマンク展」

非常に激しい作風でおなじみのモーリス・ド・ヴラマンクの没後50年を記念した展覧会が新宿の損保ジャパン 東郷青児美術館で開催されています。初期から晩年まで、その画業の変遷を作風ごとに辿っていくこの展覧会には81点の作品が展示されています。
東郷青児美術館は、新宿の高層ビル街にあります。お買いものの合間に、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

<展覧会概要>
会期 2008年4月19日(土)〜6月29日(日)
会場 損保ジャパン東郷青児美術館
(東京都新宿区西新宿1−26−1 損保ジャパン本社ビル42階)
巡回先 大分県立芸術会館、鹿児島市立美術館

英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展

ターナー賞は、現代美術の振興を目的とするテート・ギャラリーのパトロン団体によって1984年に創設されました。その対象は、50歳未満の英国人及び、英国在住のアーティストです。ノミネートされた複数の候補者が参加する「ターナー賞」展を開催して、毎年その中から受賞者が選出されます。2001年の授賞式には、プレゼンテーターとしてマドンナが登場するなど、いまや美術界だけでなく、広くイギリス国民一般から注目される一大イベントです。また同時に、アートの最先端を知ることのできる、世界で最もエキサイティングなイベントでもあります。

今回の展覧会は、歴代の受賞作品を中心に構成した回顧展です。ウィットに富み、知的で、刺激的な作品群は時代を経ても色褪せません。




<展覧会概要>
4月25日(金)〜7月13日(日)
会場 森美術館(東京都港区六本木6-10-1)
巡回先 なし