
ピンク色が美しく、又、非常に希少であることから、カリブの至宝とも呼ばれるコンクパール。1月のジュエリーオークションには、3点のコンクパールを用いたジュエリーが出品されます。18世紀の昔から珍重されてきた宝石の魅力に迫ります。

コンクパールは、アコヤ貝ではなく、主にカリブ海諸国を中心として生息する一枚貝・コンク貝から産出する真珠です。
色は最上のピンクから黄色、褐色など様々あります。火炎模様と呼ばれる渦状の模様が現れることもあります。表面には絹を思わせるような光沢があり、研磨などを施す必要はありません。
アコヤ貝とは異なり、現在のところ養殖には成功しておらず、全てが天然物です。コンク貝からパールが見つかる確率は1/1000とも1/10000ともいわれていますが、その中でも、宝石としてある程度の大きさと美しさを兼ね備えたものは1/5程度です。
コンク貝はもともと食用として漁獲されてきましたが、20世紀中頃から顕著になった乱獲によって生息数が激減、現在は自主的な採取の禁止をしているところが多く、今後新たに市場に流通するコンクパールは数が限られます。
このような理由から、入手できるのは幸運なことといわれるほど、この宝石の流通数は少ないのです。
カリブの至宝コンクパール。その魅力を是非下見会でお確かめください。

形:いびつではなく、美しいシェイプのものが好まれます。
模様:火炎模様が現れたものは価値が高いとされます。
色:色ムラがないもの。そして、より濃いピンク色をしたものが高い価格で取引されます。とはいえ、パウダーピンクなどの淡い色をしたものも美しいですから、お好みのものを選ぶとよいでしょう。